20代で脱サラして起業するメリット、デメリットとは?

「脱サラして独立することを家族や友人に話したら全員から反対された」
「今の会社だと給料が上がらないし仕事も面白くないから思い切って独立しようと考えている」
「独立することに興味はあるけど失敗はしたくないから二の足を踏んで誰にも相談できない」

本日はそんな方に向けて20代から脱サラするメリット、デメリットについて紹介していきます。

最近はフリーランス、起業など安定した環境を離れることで、頑張った分だけ報われる働き方を選択する人が20代でも増えてきています。

SNSやYoutubeでビジネスインフルエンサーが起業の方法やお金の稼ぎ方を発信しているのも影響していますね。

20代は夢を追い求めて新たな挑戦に踏み出すのに最適な時期とされています。

その中でも脱サラして独立起業すること大きな夢の一つです。

サラリーマンの安定した給与との別れ、未知のビジネスワールドへの飛び込みは数々のメリットとデメリットを抱えています。

この記事では20代で脱サラし、独自のビジネスを興すことの魅力と厳しさと成功への道のりについて探求してみましょう。

20代で脱サラして起業するメリットはこんな感じ

まずはメリットからですが、①メリットが少ない②実績を積みやすい、という2点が大きいです。

①リスクが少ないについて「いやそんなことないでしょ」と思われたかもしれません。

しかしよくよく考えてみてください、年齢を追うごとに体力は衰えていきますし新しい家族や家を作っているかもしれません。

さらに仮に失敗して転職なりアルバイトとして再出発するときに年齢の壁に合って思うような求人が見つからないこともあります。

一方で20代で挑戦して早々に失敗しても30代とかなはずなので、何かと選択肢が多い状態です。

独身であれば一時的に実家に戻っても良いかもしれませんよね。

そう考えると挑戦するなら若いうちに越したことはないのです。

②実績を積みやすいについても「いやそんなことないでしょ」と思われるかもしれませんが、実際にやってみるとわかります。

「若い」というだけでチャンスが回って来やすい世の中になっています。

人はなぜか若い人に対して「手伝ってあげよう」「チャンスをあげよう」と思う生き物らしく、何のスキルもないのに元気と愛嬌だけで仕事を回してもらえる人をたくさんたくさん見てきました。

いわゆる独り立ちできてない健気さに心を動かされるのが人間の宿命かもしれません。

たまに起業する前にビジネススクールやオンラインサロンで勉強する方がいますが、そんなお金があるなら早く起業してしまって仕事をたくさんこなす方がよっぽど勉強になります。

最近だと若くして独立した人同士でコミュニティを作っているケースも合って、そこで情報共有や新しい友人を見つけることができます。

逆に40代くらいの年配になってくると経験や知識があるがゆえに自己完結できるので、そういったコミュニティは少ないです。

つまり20代の方が周りの人間や環境にうまく助けてもらいやすいわけですね。

20代で脱サラして起業するデメリットはこんな感じ

もちろんデメリットもあって、①自己資金が少ない②ブランディングが大変、という2点が大きいです。

①自己資金が少ないのはイメージしやすいですね、20代の時点で給料がたくさんあったり銀行残高がすごいことになっている人は少ないです。

もちろん創業融資という制度を使えば資金を工面できますが、やはり理想としては借金よりも自己資金で始めたいですよね。

創業融資の他には両親や親族から借りることですね。

銀行のように利子がないのと先ほどの話に重なりますが「若いから助けてあげないと」という空気になりやすいです。

これが40代になっていると貸す方も借りる方も重苦しい空気になることは想像しやすいですね。

そもそも飲食点など初期投資のかかる事業をやらないことも大事な発想です。

続いて②ブランディングが大変、というのは実績がないからです。

起業はわかりやすい競争なのでぽっと出の新参者のサービスを利用する顧客は多くないです。

すでに創業して何十年という老舗企業がどんな業界にもありますので、「〇〇と言ったらA会社」というイメージが世間には植え付けられています。

さらにテクノロジーの発展で基本的には人々の生活に関するサービスはすべて揃っていて、「実現可能でまだ世にない便利なサービス」というのはありません。

「こういうサービスあったらいいな」と頭の中にあったとしても、それはすでに存在しているか誰かが先に始めて失敗しているから世の中に存在していないかのどちらかです。

良いものを作れば売れる時代は昭和、平成で終わっており、今の起業はすでにあるものを超えることでしか成功できません。

そのためにはユーザーに知ってもらうことがスタート地点になり、知ってもらうにはインフルエンサーのごとく特徴やバズワードを作らねばなりません。

簡単に書きましたが多くの企業はそういったことに取り組み失敗し続けているので、これから始める皆さんも相当苦労されるかと思います。

手っ取り早いのは広告ですが、それだと大企業に体力勝負で負けてしまいます。

広告もやりつつ資金力の差を関係なくできるブランディングを自分たちで編み出すことがキーになります。