これからの時代に個人で稼ぐのは難しいのか?

「副業や投資を始めようと思っているけど自分にできるのか不安だし失敗するのが怖い」
「サラリーマンだけの給料では少ないけど転職して給料を上げるほど実績がない」
「フリーランスとして独立したけどそこまで大きく収入を上げられない現実に直面している」

本日はそんな方に向けて個人で稼ぐことが難しいのか、またこれからの時代はどうすれば良いのかお話していきます。

我々は急速に変化する経済環境の中で生きています。

デジタル技術の進化により、新たなビジネスモデルが生まれ、従来の仕事のやり方や収入源が変化しています。

一方で、この変化は個人にとっても新たなチャンスを提供しています。

一部の人々はインターネットを活用し、独自のブランドやビジネスを構築して成功を収めています。

しかし技術の発展は市場を拡大させる一方で、競争も激化させています。

これからの時代において個人が独自のビジネスを構築し収益を得ることは本当に難しいのでしょうか?

その答えを探るために、まずは現代の経済状況と変化に焦点を当ててみましょう。

個人で稼ぐのは最初だけが難しい

結論として最初の1円を稼げると何となく稼げるようにはなります。

ただし多くの人は最初の1円が稼げずに諦めて辞めていくわけです。

サラリーマンは何のスキルや実績がなくても当月から月20万円くらい、アルバイトでも月5万円くらいはもらえるので、その感覚でいると「こんなにやって稼げないのか?」となるわけですよね。

まずは最初からガッツリ稼ぐのは難しいし時間がかかるものというスタンスでいるべきなんです。

SNSや周りの人間でガッツリ個人で稼いでいる人を見かけるでしょうけど、彼らがいきなり稼げるようになったかと言われると多くの場合は違います。

今の収入だけ見て羨ましく思うのは少しズレているので辞めましょう。

その上であなたも最初の苦労を耐えれば個人で稼ぐ可能性は十分に持っていますので安心してください。

とりあえずクラウドソーシングのような場所で1万円、千円などを稼ぐ、もっというと仕事をもらうところを目標に頑張ってみましょう。

ストック型とフロー型でやる仕事を見極めよう

個人で稼ぐ仕事にはストック型とフロー型の2種類があります。

それぞれ全く異なる仕事ですが世間的には「副業」「フリーランス」のような一言でまとめて語られます。

そのため自分がやりたい仕事が何を持って稼げるのかわからずにチャレンジして想像と違ったので諦めるというケースが非常に多いです。

まずは仕事の種類がどちらに分類されるのか見極めましょう。

ストック型の仕事は複利が最大の魅力

いわゆるYoutuberやブログなど広告収益系のものです。

一つ一つの作業に対する単価は極安なのですが多くの人に閲覧されると大きな金額になるものです。

また過去に作成したコンテンツは放置しておくだけで勝手に収益が入ってくるのが特徴です。

このような仕組みを複利と呼んでいて、投資の世界でも同じ仕組みが取り入れられています。

先ほど言ったように最初から稼ぐことが難しいので挫折しやすいですが、継続してコンテンツが評価されていけば「金のなる木」を作ったも同然です。

放置しておくだけでお金がたまっていきますし、定期的に更新をかけることで息の長いコンテンツにすることも可能です。

プラットフォームによりますが収益が発生していても入金するタイミングを保留にできる場合があります。

何が言いたいかというと入金すると副業なので確定申告が必要ですが、入金せずに保留しておくことで非課税の収益のような扱いにできるからです。

もちろんアカウント削除すると見込みの収益も無くなってしまうのでリスクはありますが、サラリーマンのように気軽に副業できない場合は使い勝手が良いですね。

フロー型の仕事は何もない自分でも稼げる

一方でデリバリー配達やクライアントワークによるデザイナーのような仕事をフロー仕事と呼びます。

依頼主が確定していて特定の期日までに作業することで固定の報酬を受け取るものです。

こちらの方がアルバイトに近くてイメージが湧きやすいでしょう。

いろんな仕事がありますが特別なスキルや資格がなくても始められる仕事がたくさんあるので気軽に始めやすいのが特徴です。

またストック型の仕事と違ってやった分だけ稼げるのが安心感につながりますし、直近のお金に困っているのであれば便利です。

一方でやった分だけ稼げるということはやらなければ稼げないことを意味します。

つまり自分が作業しないとお金が発生しないので病気や怪我のときは無収入になります。

正社員だと有給や傷病手当金のような最低限のバックアップがあるので病気や怪我で無収入になることはありませんが、個人で働く場合にはそうはいきません。

長く続けられる仕事を見つけることは難しい

ストック型とフロー型の仕事を紹介しましたが両者に共通することは「10年先も同じ収益を得られるかは保証されていない」という点です。

サラリーマンも会社の倒産というリスクがありますが、確率としてはそこまで高くありませんし最悪は失業保険があります。

個人で稼ぐ最大のリスクは「稼げる」ではなく「続ける」ことなんですよね。

クライアントワークだと契約を切られることがありますし、Youtuberのようなコンテンツ系でも自分がやる気を失ってしまうことがあります。

いろんな理由で今やっている仕事を続けられなくなります。

もちろん永遠に稼げる仕事なんてものは存在しないわけですが、副業や投資に興味がある方はまずは稼げるかよりも続けられるかに考えるポイントを変えてほしいです。