入社3年目の25歳になった時に転職する人とそうでない人に違いは出るのか?
「石の上にも3年というが結局何が自分の中で成長したのかピンときていない」
「最近になって学生時代の友人など周りで転職する人が出てきたと感じている」
「仕事にも慣れてきて後輩もできて、余裕が出てきたからこそキャリアに悩み出した」
本日はそんな方に向けて25歳におけるキャリアを考えていきたいと思います。
入社してから3年目、25歳を迎える時点で転職を考える人とその時点で今の会社に留まることを選ぶ人、これらの選択には一体どのような違いが生じるのでしょうか?
キャリアの早い段階で転職を検討する人々は、何を重視しどのようなリスクを受け入れるのでしょうか?
一方で現在の職場にとどまる人々は、どのような理由でその選択を下すのでしょうか?
このブログ記事では入社3年目で25歳になった時点での転職に関する考え方や選択の背後にある要因について詳しく探っていきます。
さまざまな視点からそれぞれの選択がどのように生活やキャリアに影響を与えるのか、明らかにしていきましょう。
25歳で転職する人が増え出す理由
一番は第二新卒の枠がちょうど切れる直前だからです。
通常の転職はキャリア転職と言って「実力や実績をもとに評価される」ような形で皆さんもイメージしやすいと思いますが、26歳までの若年層における第二新卒という期間ではポテンシャル採用が行われます。
入社してすぐ辞めてしまったわけで実績もないですし、パワハラやいじめなど本人の努力とは違う原因で退職することがあるからです。
そのため第二新卒の方が大学生時代の就活に近い形で活動することができて、多くの場合は20万円くらいの給料ですので条件を吟味する必要がないことで「ここで転職した方が良い」と考える人が一定数います。
また新卒で民間企業に就職したけど第二新卒の期間を使って公務員試験を受験する人もいます。
大学生のうちは就活で全てのキャリアが決まるように思えてしまうのですが、社会に出ると思った以上に世界が広く新しい職業に興味が湧くものです。
またインターネットとスマホの普及で転職活動自体も大変やりやすい時代になり、予備知識がなくても気軽に転職活動できることも大きいですね。
「3年は辞めずに続けよ」は正しかったのか?
結論としては関係ないです。
先ほども言いましたがパワハラやいじめなど本人の努力と関係のないイベントからは逃げて良いですし、逃げずにやった結果最悪の結末を迎えてしまうのは本末転倒だからです。
不幸なニュースを見るたびに「嫌なら辞めれば良いのに」という声がありますが、実際のところは親や上司から「すぐに辞めるのはもったいない」などの言葉を受け続けていることが原因だと思います。
すぐに辞めてしまうのは向上心がない人と見られてしまう、そんな間違ったイメージのおかげでしなくても良い我慢をしてしまうことの方がもったいないです。
「すぐに辞める奴はどこ行っても通用しない」なんてことを言う人がいますが、私の周りですぐに辞めて年収をどんどん上げていった人もいますし、10年くらい勤めているのに全然成長できない人もいます。
本人の努力はもちろんですが仕事内容や会社の人間関係などいろんな要因でキャリアが決まるので、年数だけで転職可否を判断すべきではありません。
「在籍年数が長いとその分だけ退職金に反映される」と言う話も聞きますが、中小企業の多くは退職金を少しずつ減らしています。
「在籍期間が退職金に反映される」のは事実ですが反映される額を皆さんに気づかれないくらいスローなペースで減らしていますので皆さんが60歳になる頃には全然な額になっている場合が多いでしょう。
だからこそNISAのような個人で資産運用しておく大切さが訴え始められているわけですね。
結局25歳の自分はどうしたら良いのか?
自分の気持ちに従うだけで良いと思います。
結婚して子供がいるのであれば別ですが独身なのであれば転職してもしなくても何も約束されていません。
先ほども言いましたが昔から言い伝えられている言葉はどんどん崩れてきていますので、今の会社を辞めて新しい挑戦をしたいならするべきですし、特に不満がないのであれば無理して転職しなくても大丈夫です。
そこまで追い詰められる必要は25歳ではないので好きなように生きる形で問題ないでしょう。
一方で35歳になると転職市場での足切りが露骨に始まりますので真剣に考えることになるのですが、3年目であれば仕事どころか遊びに熱中しても良い年です。
少し話は逸れますが生成AIの登場で現実世界にロボットやAIが登場するのが当たり前になり、この流れはどんどん加速していくことは皆さんも理解していると思います。
それは仕事を機械に置き換えていくことを意味していて特に正社員、ホワイトカラーの仕事に起きやすくなるでしょう。
もちろん別の仕事をすることになるのですが、別の仕事というのが昔だと「遊びの範疇」だったものになるかもしれないのです。
今でもEスポーツやYoutuberのような仕事がありますよね。
そんな仕事がどんどん増えてきて上手く波乗りするには実は仕事だけじゃなく遊びにも真剣になっておく必要があるんです。
遊びというと怠惰、休息のイメージがありますが、今の時代は何が仕事につながるか分かりません。
そういう意味でも25歳だから仕事以外の趣味を見つけたり今しかできない遊びをすることは間接的に将来への保険になっているわけです。
転職はもちろんですが遊ぶことにも真剣になってみませんか?