転職でキャリアを好転させたいなら相談する相手は選びましょうという話
「転職したいけど勇気が出ないから家族や友人に相談しようと思っている」
「転職活動に関するエピソードを聞きたいけど周りに経験者がいない」
「給料や待遇など今の会社に対する不満を同僚や同期に話すことが多い」
本日はそんな方に向けて転職でキャリアを良くしたいと本当に思うなら、キャリアに関する悩み相談は相手を選んだ方が良いという話をしていきます。
転職はキャリアにおいて重要な節目です。
新たな挑戦や成長を求めて踏み出す一方で、失敗や誤った選択によって後戻りが難しいリスクも伴います。
そのため転職を考える際には、相談する相手を選ぶことが非常に重要です。
誰に相談するかによって、得られるアドバイスや視点が大きく異なるからです。
この記事では転職を成功させてキャリアを好転させるために、適切な相談相手の選び方について考察していきます。
家族や友人、会社の上司は相談相手として適さない
何だかんだで一番顔を合わせている人に自分のキャリアの相談をしがちですが、転職についてはあまりお勧めできません。
簡単にいうと「転職を経験していない人が言う理論は間違っているから」です。
転職を経験している人ならまだしも、転職を経験していない人がまだまだ多い日本の社会人の実情です。
もちろん最近まで終身雇用制度がしっかり担保されていたから転職する理由がなかったわけですが、ニュースやSNSで転職が語られる場面を「自分はわかっている」ような雰囲気で語る人は想像で言っているに過ぎません。
さらにあなたとの関係が親しければ親しいほど、良い意味で「あなたのためを思って」色々と意見を言ってくれます。
感情論として間違ったことを言ってくる可能性が高いのです。
あなたとしても関係値が深い相手の言うことを真っ向から否定するわけにもいきませんよね。
だからこそタチが悪いのです。
とはいえ転職エージェントも相談相手ではない
続いて良くある相談相手で転職エージェントがいますが、転職エージェントはあくまでサービス提供者なので相談相手ではありません。
もちろん転職エージェントのお世話になりますが、あくまで仕事相手でしかないので「自分にとってキャリアとは?」「転職すべきか?」みたいな深い話をするには適していません。
転職することで稼ぐ職業の人に「転職すべきですか?」と聞いたら転職を勧められるに決まってますよね。
そう言う意味で言うと転職を止めてくれるような転職エージェントは信用できる人かもしれません。
転職サイトに登録すると電話やビデオ通話で最初オリエンテーションがてら話すことになるでしょう。
人材業界の情報収集をするくらいにとどめて本当の悩み相談まではしないことをお勧めします。
結局は転職経験者を探すしかない
と言うことで難しいかもしれませんが身の回りで転職経験者を探してリアルの話を聞くしかありません。
ピンキリですが転職掲示板の投稿でも良いかもしれません。
OpenWorksやみん就のような掲示板には匿名で会社ごとの情報が細かく書き込まれています。
選考の進め方やざっくりした待遇、職場の人間関係など一次情報としてはしっかりしたものが多いです。
中には嘘や根拠のない悪口もあるので自分でネットリテラシーを持っておく必要はありますが、転職したことのない人の話よりはまだマシです。
これからは転職時代なのであなたの身の回りでも転職する人が増えてくるはずです。
転職しなかったけど転職活動だけはした、なんて人も出てくるはずなので周りの人の近況は聞いておくのが良さそうです。
結局は人間関係を細く長く続けておくと言う、当たり前の習慣も必要になってくるわけですね。