転職したいけど自分のキャリアやスキルに自信がないのは当たり前

「仕事に小慣れてきたけどスキルや経験があるかと聞かれたら自信がなくなる」
「新しい仕事に挑戦したいけど30代に入っているため時間があまりないと焦っている」
「初めての転職だから進め方がよくわからないし失敗したくない」

本日はそんな方に向けて転職活動において、自分のキャリアやスキルに自信を無くした時の考え方をお話していきます。

新たな挑戦を迎える際、自分に足りないものや不安は避けられないものです。

しかしキャリアで大切なのはそれを否定するのではなく、むしろその不安や不確かさを受け入れて成長の機会と捉えることです。

この記事では転職活動における自分の強みやポテンシャルを見つける方法、スキルを磨くためのアプローチ、そして自信を深めるための心構えについて探っていきます。

新しいキャリアへのステップを踏み出す勇気を養い、転職活動の舞台裏に潜む可能性に光を当てましょう。

今の20代、30代は自信がない人が多い件

主語が大きいかもしれませんが今の20代、30代の方で自分の仕事ぶりに自信がある人は相当少ないと思います。

そもそも昇給というわかりやすい結果が発生しにくいですし、バブルのような好景気を経験していないためです。

さらに最近ではロボットや生成AIの登場により、単純作業を中心に少しずつ仕事の置き換えが起きているのも要因としてありますよね。

ざっくりですが今の若手サラリーマンの多数派は以下のような特徴があり、結果的に自分のやってきたことやスキルに自信を持てないようになっています。

皆さんも半分以上は当てはまるのではないでしょうか?

□ 同世代の同期が少ない
□ 職場の上司や先輩に相談するキャラじゃない
□ 上司の指示に納得できないことが多々ある
□ 他人に自信を持って話せる美談や実績がまだない
□ 考えることは自然と出来るが行動まではいかない
□ 今の仕事に対して特に目標や野望がない
□ 周りで結果を出している同期、友達がいる
□ 大金を稼ぎたいわけでないけど将来には備えたい

サボりたいわけではないけど将来が見えないという具合です。

そのような人は必ず一度は転職することを考えているはずで、実際に動き始めているけどエントリーするまでには至ってないのが悩みです。

現実的な話をすると転職活動には保証があるわけではないですし、最初は誰しも右往左往するのが当たり前です。

しかし先ほど言ったような環境要因があるからこそ、「失敗したくない」という思いが強くなっているわけです。

客観的な話をすると人口減少と高齢化が進んでいる以上は、基本的にどこの会社も人手不足ですしデジタル化も一部でしか達成できいません。

そのため今から転職活動しても全然ニーズはありますし、あなたのことを求めている会社は1社はあると思って大丈夫です。

さらに昨今はコンプライアンス強化、LGBT促進の雰囲気がありますのでパワハラやセクハラなどは昔ほど多くないのも事実です。

そのようなことをした会社がニュースになっているのを何回も見ているはずですよね。

仕事は楽しくないのが普通なのか?

よく言われるテーマとして「楽しさか、お金か」という悩みです。

私個人はどちらでも良いと思っていますし、どちらもないがしろにしてはいけないはずです。

SNSやネット記事で見られる回答としては「自分の得意を突き詰めれば楽しいになる」「最初は辛くてもお金が稼げると楽しくなる」というものです。

間違っていないですが、1点だけ見落としているものが「のめり込めるか」というものです。

お金目的でも自分のスキル発信でも「のめり込めない仕事は結果が出にくい」という点があります。

例えばお金目的で仕事を選ぶとして「高所の建築作業」「カニ漁師」を選択する人は少数派のはずです。

結局のところ人間は感情の生き物なので合理的な判断だけでは続かないようになっているわけです。

とにかくのめり込む、遊びの予定を入れたくないくらい続けられる仕事でないと、お金も楽しさもどちらも失うことになるでしょう。

いきなりハードルが高く感じられる人は「それを続けて嫌でないもの」でも良いでしょう。

仕事大好きな人は少ないかもしれませんが、「嫌なこと」は誰しも持っているはずだからです。

「嫌なことを続けていると将来に安泰が待っている」のような話はドラマの世界です。

嫌なことを続けていると心身のバランスを崩すか、飽きて辞めてしまうかのどちらかです。

「嫌でないこと」がメインになっている仕事、会社を選択することが転職活動で一般的に幸せになる条件だと思います。

また人間関係も意外と疎かにできません。

給与がどんなに良くてもパワハラ、セクハラ三昧の会社には長く働けませんよね。

そういう意味では「今の職場で居心地が悪くない」というのであれば逆に転職しなくても良いのかもしれません。

つまり白黒ハッキリした合理的な話ではなく、自分の感情に従って長く続けられる仕事に出会うことを目標にしましょう。

それが転職なのか今の会社なのか、どちらもあり得ます。