20代から起業して何をするのが良いのかを考えてみた
「起業したいと思っているけど何を武器にするかが全然決まっていない」
「結局はスキルや経験がついた30代以降に起業する方がリスクが小さいと思っている」
「やりたいこと、得意なことのどちらで事業を考えるのが良いのか悩んでいる」
本日はそんな方に向けて起業するときの事業の作り方をお話ししていきます。
企業のような新しいことを始めることは、自らの道を切り拓く一歩です。
特に20代は柔軟性と創造性が最も高まる時期でありながらも、「起業して何をするのか?」という疑問もつきまといます。
周りで起業を経験している人も少ないので相談できる人もいないことでしょう。
この記事では20代からの起業を考える上での方針やアイデアについて探求していきましょう。
企業という成功の可能性を広げるために、どのようなアプローチが良いのかを共に考えていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
20代から起業するのはそこまで難しくない
そもそも起業すること自体は難しくないので、年齢は20代でも全くもって問題ありません。
確かに20代は社会経験が少ないですしスキルも未発達でしょうが、起業ではマインドの方が大事になってくるからです。
親世代に20代から起業することを否定するのは昔の法律があるからです。
もともとは300万円以上を持っている人でしか起業することができなくて、「有限会社」という名前の会社を見たことがあるはずです。
今は有限会社という名前は廃止されて1円以上持っていれば誰でも起業することができるようになった経緯があります。
また創業融資の仕組みも一般化されて将来に対してお金を貸してくれる銀行が増えました。
ということで「お金がない」というのは起業できない理由にはならないのが昨今です。
あとは登記などの書類作成が大変ですが、ネットに方法がたくさん書いてありますしお手頃価格でやってくれる外注サービスもあります。
漠然とした不安があるかもしれませんが大体の準備は問題なくて、「何をするか?」というのが一番の壁になるわけですね。
20代で起業するなら専門性があると良い
やはり自分の会社のことを誰かに知ってもらうとなったら「ウチの会社は〇〇です」みたいな特徴が必要です。
そのためにはあなた自身に専門性があることが理想です。
専門性は現職でやっている業務や知識があるはずで、それを仕事にすることはできないかを考えてみましょう。
起業というと「若者に流行る新しいSNS」みたいなものをイメージするかもしれませんが、もう少しハードルを下げるとクライアントワークがあります。
例えば経理の仕事を現職でやっているとしたら、企業向けの経理代行サービスが可能でしょう。
「そんなの需要あるの?」と思われるかもしれませんが、自分が当たり前にやっているだけで多くの人にとっては出来ないことはあるはずです。
しかもそれが資格ものだったり尚更です。
あなたが経理の仕事をやっていた場合、営業職は難しそうだし大変なイメージを持っていることでしょう。
しかし営業職をやっている人は「こんなの誰でもできるよ」と思っているかもしれませんよね。
自分を過信するのは良くないですが、「普段やっていること=価値がない」と決めつけるのはもったいないです。
20代からの起業は1個に絞りすぎない
20代から起業する場合、とても長い年月やることになるので日本の経済状況が変わったりトレンドが入れ替わったりすることでしょう。
変わりゆく外部環境に対応するには、自分たちの事業も何かしら変化させなければ生き残れません。
前章で専門性でやることをお話ししましたが、長期で見ると違うものに変化させる、もしくは複数の事業を同時並行することが必要です。
またそれは現職でやっていない「新しいジャンル」かもしれません。
最近ではデジタル化や生成AIの登場で簡単な作業は人間がやらなくても良くなりました。
1個の事業に絞っていると生成AIがピンポイントで自動化してくる可能性があります。
未来予測をしても仕方ないですが、選択肢は事前に用意しておくべきです。
テクノロジーだけでなく海外の安い人件費の会社に仕事を取られることも考えておかねばなりません。
少し前までは中国がそれに当たり、中国に色んな国から仕事が殺到して今では逆に人件費が高くなったほどです。
ついつい身近なライバルだけを意識しがちですが、起業すると世界中がライバルになっていることを忘れてはいけません。
ただそういうのを考えたり実行するのが起業の醍醐味でサラリーマン生活では味わえない貴重な体験ですので楽しみがらやりたいですね。